オンラインで開催された社員総会
日本コンベンション協会（ＪＣＭＡ、近浪弘武代表理事、238会員）は8日、2020年度（第6期）社員総会をオンラインで開催した。2年に1度の役員改選で、武内紀子副代表理事（コングレ社長）が代表理事に選出された。近浪弘武代表理事（日本コンベンションサービス社長）は副代表理事に就いた。舩山龍二相談役は退任した。
20年度事業報告では、「コロナ禍において安心安全なＭＩＣＥ開催を実現するよう国へはたらきかけた」活動を強調。具体的には、（1）ＭＩＣＥの再興を目指す緊急提言「ＪＡＰＡＮ ＭＩＣＥ ｉｓ ＢＡＣＫ」を20年6月3日に観光庁長官に直接手渡したこと（2）「ＭＩＣＥ開催のためのガイドライン」を策定し、20年6月23日に公開したこと（21年1月28日に第4版、同2月8日に英語版第4版を公開）（3）日本観光振興協会が21年3月1日に発表した「観光再生宣言」に賛同団体として連名で参加したこと―を挙げた。
21年度事業計画では、（1）コンベンションを含むＭＩＣＥ事業の認知度アップと地位の向上（2）ウィズコロナに伴うＭＩＣＥ事業の価値向上への取り組み（3）次世代の育成・活躍、女性活躍に向けた取り組みの推進―などを基本方針に掲げた。
総会後の第2部では、会員企業であるオカムラの池田晃一氏（ワークデザイン研究所主幹研究員）が「ニューノーマル時代の働き方・働く場―新型コロナウイルス感染症対策の長期化と働き方改革―」をテーマに国内外のさまざまな事例を紹介しながら講演した。
オンラインで開催された社員総会
